椎間板ヘルニア

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椎間板ヘルニアとは・・・

ヘルニアとは、体内にある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態をさします。

有名なところでは、臍ヘルニア（でべそ）・鼠径ヘルニア（脱腸）などがあります。

これが背骨のクッションである椎間板に起こったものを椎間板ヘルニアと言います。

椎間板の中に存在する髄核というゲル状の組織が、外に飛び出してしまった状態です。

腰椎椎間板ヘルニアの症状としては、腰痛をはじめ、下半身の痛みやしびれ、足が上手く動かせなくなる運動麻痺・感覚が鈍くなる感覚麻痺などが起こります。

椎間板ヘルニアの原因の多くは、日々の生活の中で、椎間板への負担が積み重なって発症します。

例えば、長時間の車の運転や中腰での作業、重い物を持つなど、腰に負担がかかりやすい生活を送っている人ほど発症しやすいです。

特に男性の場合、職業ドライバーや金属・機械業の人などは特に発症しやすく、通常の人の約３倍椎間板ヘルニアになりやすいと言われています。

また、そういった腰に負担がかかることをしない人でも椎間板ヘルニアが発症する人は存在します。

また、喫煙や遺伝からも椎間板ヘルニアを発症する影響があると言われています。

一般的に整形外科で多く行われているレントゲン検査だけでは確定診断が難しく、椎間板や神経を写しだすMRI検査などが必須です。

また、必要に応じて、骨の状態が鮮明に解るCT検査や造影剤を利用した検査を行い、他に考えられる病気がないか調べます。

骨盤の構造と歪み

骨盤の構造は「腸骨」「仙骨」「尾骨」「坐骨」「恥骨」の５つの骨で構成されています。

これらそれぞれの骨が関節を作り、繋がって「骨盤」の形を作っているのですが、何らかの理由によって正常な形（位置）をキープできていない状態が「骨盤の歪み」です。

骨盤の歪みの種類

・左右でねじれるパターン

左右の骨が前もしくは後ろに同時に傾いている

また別々に傾いている

・上が開いたり閉じたりするパターン

上部が開き（閉じ）気味、または下部が開き（閉じ）気味になっている

・左右で高さが異なっているパターン

左右どちらかの骨が上がっている

または下がっている

ほとんどの場合

この３種類の歪みが複合的に起きています

骨盤が歪む原因については様々な理由が考えられます。

主として考えられるのが「日常生活や運動のクセ」です。

例えば

①　脚の組み方が常に同じ

②　イスに腰掛ける際、左右に偏って体重をかけている

③　立っている際、どちらかの足に体重をかけているなど

このような「生活習慣」の結果、骨盤に負担をかけ、そこから連鎖して、腰や背骨・肩・首・足にもストレスがかかり、色々なトラブルの原因になっています。

骨盤の歪みが下半身太りの原因？

下の絵を見ても分かるように太って見えてしまうことが分かりますよね？

骨盤が反ったり、左右に開く、前後上下に傾くことで、症状に違いが生まれることがあるんです。

それに加え、姿勢が乱れ血流が悪化すると代謝も低下してしまいますので、脂肪が蓄えられやすくなってしまいます。

また、筋肉のバランスが乱れると余計な部分にお肉がついてしまうのでスタイルは悪くなります。

骨盤の歪みはスタイルが悪くなり、太って見えるだけではなく、脂肪が燃焼しにくい身体（太りやすい体質）になってしまいます。

図をご覧ください。

骨盤は上下・開閉・回旋という3つの動きを取りながらバランスを保とうとしています。

その仕組みを元に骨や骨周りの靭帯にアプローチをして骨盤のたわみを取って正しい位置に戻します。

歪みのないしっかりとした土台を作ることによって骨盤は自らが正しいバランスが取れるように動きます。